徒然 2016_0624

私ら夫婦には3人の老親が居る。私の父母と妻の母で、揃って80歳代目前にある。また、3人共多くの兄弟の中では下のほうで、ロクに教育も付けて貰えずに若くして社会に出された人たちである。特に妻の母は早くに伴侶を亡くし、女手ひとつで妻や義弟たちを育てた苦労人だ。手前味噌になるが、3人共哀しいほどに正直者で慎ましく真面目に生きて来た善人あり、庶民の中の庶民だと言える。苦労して育てた倅(私)や娘(妻)も凡人の域を出ず、「報われない人生だった・・」と思っているかも知れないな。

幸い、今はまだ自分で身の回りのことが出来る3人なので、私たちと同居はしていない。ただ、やはり衰えは隠せず、先日母2人に軽い痴呆の兆候があるとの診断を受けてしまった。

歩けるうちに、話ができるうちに、私らや孫のことを認識出来ているるうちに・・・何かいい思い出つくりをしてやりたい・・。恥かしながら今まで親孝行らしいことなど何一つして来てない私でも、上述の現実を突き付けられては「何かしないと・・・」と思うに至り、月並みながら温泉旅行に招待しようと計画している。

思えば子供の頃から親と家族旅行などしたことが無い。楽な暮らしでは無かったし、そもそも親たち自身に「レジャー」の感覚も経験も無いのだろう。それは妻の家族も同様だったと思う。豊かな昭和の時代でもそんな家庭があったのです。

本来なら・・もっと早くに旅行ぐらい連れて行けるハズだった。しかし、失業・ワープア転落によって遅れに遅れてしまい申し訳ない・・。遅まきながらの孝行(の真似事)は「最初で最後の親孝行」になると思うが、感謝の気持ちをもって老親の苦労を労いたい。


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